親からお金を借りるときにすべきことは何か

キャッシングベスト3

お金がなくて困っています。銀行や信用金庫のキャッシングは審査が厳しいと聞きますし消費者金融などの貸金業者に頼むのは金利の関係で少し厳しいかなと思います。そこで親からお金を借りようと考えているのですがそのときに何か用意するべきものなどはあるのでしょうか?

贈与税にならないように借りたお金という記録を残すようにしましょう

お金がないときに頼ってしまいがちなのが両親などの身内です。親からお金を借りることは銀行や消費者金融の融資よりも敷居が低く感じるので、ピンチになったときに頼りやすいものですが、親という気軽さから堅苦しく書類などの記録を残さないことも多いものです。

千円単位など小さな金額なら問題ありませんが、これが大きな金額になってくると親から子供への贈与したという扱いになってしまうことがあるのです。そうなると税金が発生することになるので、これは贈与ではなく借りたお金だということの証明するものを残すようにしましょう。

まず、お金を借りるときには契約書または借用書を作りましょう。それには親から借りたお金の額やそれに伴う金利を何パーセントにするか、返し終えるまでの期間やその方法をしっかりと決めて必ず書いておくようにしましょう。きちんと返していることの記録を残すためにも銀行の口座に振り込む形を取ると便利です。

返済に関しては毎月定期的に行われなかったり、それについて親が催促をしたりしないままでいると贈与扱いになってしまうこともあります。また返済金額に金利が付いていたりすると、それも贈与になってしまうので、金利はなるべくなら付けない形を取ることが望ましいです。その場合は借用書に「金利は0%にする」と必ず明記しましょう。

銀行や消費者金融からお金を借りると金利が必ず発生するのは金融機関や業者側にお金を貸したら返済を待つという代わりにその分の金利を得ることが出来るという権利があるからであって、家族間のお金の貸し借りは商売ではないので、必ずしも金利をつける必要はありません。

書類に残すことや返済方法の取り決めなど、家族からお金を借りるにしては大袈裟と感じるかもしれませんが、それだけ「誰かからお金を借りる」ということは重たいことなのです。そして親から借りるからこそ書面に残しておかなければ、後々トラブルが起こる可能性があるということをよく考えて、しっかり決めることが大切なのです。

親がブラックでも堂々と金融機関からお金を借りることができます

親が自己破産をした経験があったり、過去に借金の滞納や踏み倒しがあったとしても、自分がお金を借りる際にそのことが問題になることは一切ありません。金融機関でお金を借りる際に、重要とされるのは個人の信用情報です。連帯保証人にでも親がならないかぎりは、親の信用情報を金融機関が入手することは出来ませんので、審査に影響を及ぼすこともないでしょう。

過去に「親が自己破産をしていて、子供の自分もキャッシングもクレジットカードも申し込むことが出来ない」という相談を受けたことがあります。

この相談者は、親がブラックなら子供もブラック扱いされると決めつけて相談してこられたのでしょうが、キャッシングやクレジットカードの審査に通らない理由に親の信用問題は関係ありません。もし、本当に審査に通して駄目だった場合は、親ではなく本人の信用情報に問題があります。

親は関係ないから、一度、申し込むを行うように伝えたところ、しばらく時間が経って、相談者から無事にクレジットカードを持つことが出来たと連絡をもらいました。金融機関の行う審査方法を知っていれば、誰でも親の借金は関係ないということを知っているかもしれません。しかし、そのことを知らない人もいれば、親の信用情報が悪ければ悪いほど、申し込みのハードルを高く感じてしまう人もいるのかもしれません。

金融機関に新規申し込みをした際、申込者本人の了承を得て信用情報を開示します。金融機関側は、申込者だけの信用情報を見ることができるのです。親族であれ、夫婦であれ、貴方の個人情報を勝手に見ることは出来ません。もし、貴方の意思に反して「貴方の信用情報」が他人に閲覧されることがあれば、これは立派な犯罪です。

当然、親が過去に金融事故を起こしたという情報も知られることはありません。

親がブラックでもローン審査に影響はありませんが、例外がありますので最後にご紹介しておきます。

「金融事故を起こした親が連帯保証人の場合」

ブラックの人間が保証人になることは基本的に出来ません。ブラックになっている親を保証人に立てて申し込みを行った際、断られることも十分に考えられます。しかし、貴方自身の信用がない訳ではありませんので、他の人を保証人に立てることで解決できます。

「親の借金を相続した時」

自己破産をしている場合は関係ないのですが、長い期間延滞している借金を相続してしまった際は注意が必要です。もちろん、親の遅延状態が直ぐに貴方の遅延状態に反映されることはありません。しかし、相続してからも延滞を続けてしまうと、貴方の個人情報に傷が付いてしまいます。長い期間放ったらかしにしていた借金ですので、親が急に亡くなってしまった際などは借金のことを知らされていないことだって十分にあります。「気づけば、親の借金を相続していて支払いもしていなかった」というケースもありえます。

もちろん、親の借金の情報を死後に調べることは可能です。もし、財産や借金の情報を一切知らずに、相続権が発生してしまったら、専門家に相談するようにしましょう。

少し、話しがズレている点もありますが、親がブラックでお金を借りられないケースは上記になります。貴方の信用情報と親の信用情報は全くの別のものです。親がブラックだからと嘆くことは一切ありません。堂々と金融機関からお金を借りられてください。

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