お金を借りる時の審査には、勤続年数がとても重要になるそうですね。実は私は転職したばかりです。今ちょうどお金を借りたいと思っているところなんですがそれで迷っています。
転職や就職後どのくらい経てば、カードローン審査に通りやすくなるんですか?もしもそれ以前ならば、どんなところに気をつければいいのでしょうか。転職組の審査のコツを教えてください。
転職は審査に不利ではありますが正直な申告がベストです!
その通り、勤続年数はカードローン審査にはとても重要なポイントになります。審査を受ける側にとっては、年収の金額の方がむしろ気になるところなのですが、実際にはそれよりもそこにどのくらい長く勤めているかということの方が、審査においてははるかに重要視されると言われています。
そのため学校を卒業して就職したばかりの若い人や、就職後転職したことのある人については、カードローン審査において少し不利になることがあるのは事実なんです。通常、勤続年数が2年以下の場合は評価が低くなると言われているんですよ。しかし審査では、何も勤続年数だけで当落が決まる訳ではありません。これ以外のことについても当然配慮されますから、勤続年数のことばかりを気にする必要はありませんよ。
申込書を見たことのある方ならばご存知でしょうが、勤続年数の申告は、申込書の勤務先に関する項目の中にあります。現在の職場に就職したのが何年何月なのかということを記入するようになっていますから、実際の日付よりも以前に申告することも不可能ではありません。審査においては、勤務先に確認電話をするという手続きが必ずありますが、これは本人の在籍確認のみが目的ですので、勤続年数の確認までは行われません。従って、誤魔化しもある程度はバレずに済んでしまう可能性もあるんです。
ただし、これも程度問題ですよ。例えば1年6ヶ月の勤続年数を2年に見えるように書くのは様々な意味でも許容範囲内かもしれません。しかし転職を何度か繰り返しているような人が、まだ数年の勤続年数しかないのにもかかわらず、10年以上も勤めているかのように見せかけたとしても、年齢に比べて役職についていないことや、年収が低いことから不審に思われてしまう可能性があります。
このように一カ所不審な点があれば、それ以外についてもより一層厳しい目で審査されることにもなりますから、なおさら不利になってしまいますよね。その結果嘘がバレてしまえば、まず今回の審査に通る見込みはありません。またその場では何とか審査通過できたとしても、利用中に何かのきっかけでバレてしまった場合、その時点で利用ができなくなってしまう恐れもあります。
それならば、最初から嘘のない正直に申告した方がはるかにマシだということになりますよね。嘘をつく人は、お金を貸す側にとって最も避けたいタイプの利用者です。返済能力がないのにあると偽って申込をしたり、お金があるのにもかかわらず返せないと嘘をつくような利用者とは、絶対に契約をしたくないというのが本音でしょう。そのようなそぶりを見せるだけでも非常に警戒されてしまうということは、利用者として忘れないようにしたいものです。
転職まもない就職まもない人でもカードローンって借りられるの?
最近ではパートやアルバイト、専業主婦でも学生でも借りることができるカードローンですが、それなら転職まもない、あるいは就職まもない人でも借りることができるのでしょうか。もともと以前からカードローンの利用がありカードを持っているのであれば、そのまま使うことはできます。ですが新規であらたにカードローンを申し込んで審査を受けるとなると、やや通りにくい可能性もあります。
中には新卒をターゲットにしているカードローンもありますが、ある程度信頼できるところで作りたいと考えた場合には100%作れるとは言えません。カードローンを作るには、安定した収入があることが前提です。パートやアルバイトが作れるというのもこの前提があってこそです。専業主婦の場合には配偶者にこの条件が求められますし、学生などもアルバイト収入がある場合に借りられるのです。
ですので、就職まもない場合には前年度が無収入である時はやや難しくなります。新卒でしたら学生時代にアルバイトなどを行っていた場合には作ることができる可能性があります。ですが、急いで作る必要がなければ、少なくとも1年間はしっかり働いて収入実績を作ってから申し込むほうがよいかもしれません。
また転職まもない場合ですが、できることなら転職前に作る方が確実です。転職前でしたら、収入面だけではなく勤続年数という点でも信頼が得やすいですので、審査に通りやすいからです。枠の増額も転職前にしておくと便利です。ですが基本的には転職ではそれほど問題はありません。クレジットカードなどで遅延などの金融事故を起こしているなどのことがなければまったく無理ということはありません。(参考ページはこちら→転職前と後でカードローン作りに悩むなら)
ですが申し込みの時に、作れるかどうか不安なあまり、何社にも一度に審査を申し込むことは避けましょう。申し込みブラックとなり、転職とは違う理由で審査に通らなくなる可能性があるからです。焦って怪しいところで申し込みをしてしまいますと後々後悔することにもなりかねません。信頼できるところで通る条件が揃うまで待てるのであれば待つ方が賢明です。